BUMPのゼロの歌詞の意味を解釈してみた
今回はBUMP OF CHICKENのゼロの歌詞の意味を考察していきます。
ゼロはバンプの中でも名曲という声がファンの間で広まっています。
それでは歌詞を見ていきたいと思います。
FF零式とのタイアップ曲
スクエアエニックスのファイナルファンタジー零式の主題歌として曲を提供したものですが、作者である藤原基央さんはゲームはプレイせずに設定資料だけを見てイメージが湧いたそうです。
藤原さんの作詞スタイルはタイアップ曲であっても決してその為だけに歌詞を寄せることはなく、FFの世界観と藤原さんの世界観が重なる部分をピックアップして書くそうです。
藤くんはゲームが好きでFFも大ファンであることは有名ですね。
ゼロの歌詞解釈
この曲の歌詞は難解な部分が多く最初はちんぷんかんぷんですが、初めにこう捉えてるとスッキリ歌詞が頭に入ってきます。
この曲は魂との対話である
そう考えるとサビの“終わりまであなたといたい”、“怖かったら叫んでほしい”などの意味が見えてきます。
曲を通して、話しかけるのは一方的なんですよね。つまり魂が自分の宿主に語り掛けている、しかし言葉をもたない魂は伝える術がない。
「虹」は死の入り口の象徴で、「麓」とあるので死の先へはいっしょに行くことはできない。
死んだら肉体と魂は別れてしまうからです。
そしてゼロへ戻る・・・
この曲は藤原さんの死生観を表現しているように感じました。
それにしてもこのラブソングのような表現力には心を掴まれてしまいますね。